管理人の自己紹介

こんにちは。「終活ナビ〜お墓から始める人生設計〜」の管理人をしております、田中美智子と申します。埼玉県さいたま市在住の52歳、夫と子ども2人、そして義母と暮らしている、ごく普通の主婦です。

「なぜ終活のブログを?」と思われる方も多いでしょうね。実は私も、数年前まではお墓のことなんて全く考えたこともありませんでした。それが今こうしてブログを書いているのには、ちょっとした(いえ、かなり大きな)きっかけがあったんです。

私が終活と出会ったきっかけ

2018年の秋、義父が突然亡くなりました。前日まで元気だった義父の急逝に、家族みんなが動揺してしまって。葬儀の準備から始まって、お墓選び、相続手続きと、何から手をつけていいのか全く分からない状態でした。

特に困ったのがお墓選びでした。義父は「お墓のことは任せる」と言っていたものの、具体的な希望は何も聞いていなくて。石材店の営業さんに相談したところ、「こちらの御影石が人気です」「この大きさが標準的です」と言われるがまま、200万円近い見積もりにサインしそうになったんです。

でも、ふと「本当にこれでいいのかな?」と思って。慌てて他の石材店にも相談してみたら、同じような墓石が半額以下で作れることが分かったんです。その時初めて、「お墓選びって、こんなに分からないことだらけなんだ」と実感しました。

失敗から学んだこと

結局、私たち家族は3ヶ月かけて10箇所以上の霊園を見学し、5社の石材店で相談して、やっと納得のいくお墓を建てることができました。でも、その過程で「もっと早くから準備していれば」「もっと情報があれば」と何度も思ったんです。

そして気づいたのは、お墓選びで困っているのは私たち家族だけじゃないということ。セミナーに参加したり、同じような経験をした方とお話しする機会が増えるにつれて、みなさん同じような悩みを抱えていることが分かりました。

「だったら、私の経験が少しでも誰かの役に立てばいいな」

そんな思いから、2019年に終活アドバイザーの資格を取得し、2020年からこのブログを始めることにしました。

私がお伝えしたいこと

このブログでは、私自身が実際に体験したこと、見学した霊園のこと、石材店で聞いた話など、リアルな情報をお伝えしていきたいと思っています。

よく「高いお墓が良いお墓」だと思われがちですが、私はそうは思いません。大切なのは、故人を偲ぶ気持ちと、残された家族が無理なく維持していけることだと考えています。

また、終活は「死ぬ準備」ではなく、「より良く生きるための準備」だと思っています。お墓のことを考えることで、家族との時間の大切さを改めて感じたり、自分の人生を振り返るきっかけになったり。そんな前向きな終活をお手伝いできればと思っています。

私の活動について

現在は、このブログでの情報発信のほか、地域のコミュニティセンターや公民館で終活セミナーの講師もさせていただいています。年間30回ほど開催していて、毎回たくさんの質問をいただきます。

また、個人的な相談も受け付けています。これまでに200件以上のご相談をお受けしましたが、一人ひとりの状況は本当に様々で、私自身も勉強させていただくことばかりです。

霊園見学も趣味と実益を兼ねて続けていて、関東圏だけでもう100箇所以上は回りました。夫には「また墓地巡り?」と苦笑いされますが、実際に足を運んでみないと分からないことがたくさんあるんです。

読者の皆さまへ

お墓選びや終活について、「まだ早い」「縁起でもない」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、私の経験から言えるのは、「備えあれば憂いなし」ということです。

もちろん、すぐに決める必要はありません。まずは情報を集めて、ご家族で話し合うことから始めてみてください。そのお手伝いができれば、これほど嬉しいことはありません。

このブログが、皆さまの終活の一歩目のお役に立てることを願っています。分からないことがあれば、お気軽にコメントやお問い合わせからご相談ください。私も完璧ではありませんが、同じ立場で悩んだ経験者として、できる限りお答えしたいと思います。

一人で悩まず、一緒に考えていきましょう。


田中美智子
終活アドバイザー・墓地管理士補・FP技能士3級
埼玉県さいたま市在住

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